ここらで最強の芋けんぴを決めようじゃないか
私が芋けんぴを好きなのは、周知の事実だと思う。そんなわけない。誰も知らなかっただろう。だがいい。いま伝えたから。
そんな私が、コンビニの芋けんぴを食べ比べしてみた。
選手入場
セブン-イレブンの芋けんぴ
エントリーナンバー1 セブン-イレブン(以下セブン)の『国産黄金千貫100%使用薩摩芋けんぴ』
イメージ写真からは、鮮やかな黄色の芋けんぴが伺える。美味しそうだ。次。
ファミリーマートの芋けんぴ
エントリーナンバー2 ファミリーマート(以下ファミマ)の『素材の甘み いもけんぴ』
謳い文句は「九州を代表するさつま芋「黄金千貫」を使用。ほどよい硬さで満足な食べごたえです。」
セブンのパッケージでは、黄金千貫(こがねせんかん)がなんなのかわからなかったが、ファミマのパッケージで、それが、さつま芋の品種だとわかった。非常に美味しそうだ。次。
ローソンの芋けんぴ
エントリーナンバー3 ローソンの『芋けんぴ Sweet Potato Fries』
謳い文句は「芋本来の風味を大切に ほんのりした甘み」
ひと目で芋けんぴだとわかる、率直な商品名。私は好きだ。
ほんのりとした甘みとあるが、他に比べてどうなのだろう。
選手が出揃ったので、早速比較していこう。
データ編
コスパは?
ここでは、コスパを1gあたりの値段と定めよう。結果は以下のようになった。
項目 | セブン | ファミマ | ローソン |
価格 | ¥108 | ¥108 | ¥108 |
グラム | 100g | 95g | 100g |
1gあたりの価格 | ¥1.08 | ¥1.13 | ¥1.08 |
コスパは一緒だろうと思っていたが、ファミマが、他に比べて少し、グラム数が少ない!これは意外な結果だ。
カロリーは?
カロリーは以下の様になった。
項目 | セブン | ファミマ | ローソン |
一袋あたりのカロリー | 443kcal | 479kcal | 506kcal |
データでの比較は以上だ。それよりも実食による比較をはやく。(ただ食べたいだけ)
実食編
ここからは、実際に食べて比較していこう。
見た目
この写真ではわかりにくいかも知れないが、セブンの芋けんぴが一番色が明るい。
光を多く反射しているのは、ファミマの芋けんぴだ。砂糖によるコーディングが効果的に現れた結果かもしれない。
一番暗く、光り方も控えめなのが、ローソンの芋けんぴだ。砂糖が少ないのかも。
だが、まだ断定は難しい。
硬さ
セブンの芋けんぴは、砂糖にコーディングされているためか、予想に反して固くない。
ファミマの芋けんぴが、この中で一番サクッとしていた。理由は空洞の割合が多いから。そのためか、一番軽く感じるのも、ファミマの芋けんぴだ。
反対にローソンの芋けんぴは、硬い。サクッというよりは「ゴリッ」という方が的確かもしれない。断面を見てみると、空洞が少ないのがわかる。
空洞具合は、ファミマが空洞が多い。そのため、軽い、サクッとした食感を実現している。ローソンは、空洞が少なく、もっとも硬い。セブンは、そのバランスをとったような空洞具合、硬さであった。
甘さ
ダントツで甘かったのが、セブンの芋けんぴ。見た目では、ファミマが一番光っていたが、甘さではセブンが勝っていたのは驚いた。セブンの芋けんぴには、スイーツを思わせる甘さがある。
ローソンの芋けんぴは、そこまで甘くない。味は砂糖<芋といった感じで、芋けんぴ感が強かった。伝わるだろうか、この芋けんぴ感。
優勝は
栄えある優勝は!
ダラララララララララララ
ダンッ
セブンの芋けんぴ!
決め手は甘さ。芋けんぴに求めるものは人それぞれだと思うが、私は甘いものが食べたくて芋けんぴを食べる。そのため、最も甘かったセブンの芋けんぴが個人的優勝だ。中の空洞も適度であった。
だが、他の2つがだめかというと、そういうわけでもなく、カリッとしたお菓子が食べたいときは、ファミマの芋けんぴがいいし、芋けんぴの芋を味わいたいときは、ローソンの芋けんぴがいい。