モバイルスキャナーで書類とおさらば
iX100 のススメ
私が書類をEvernoteに保存する際に使っているスキャナーを紹介する。
FUJITSUの出している、ScanSnapというシリーズのiX100というモデルだ。
ScanSnapシリーズ
ScanSnapにはいくつか種類があり、この記事を書いているときには、6種類のラインナップがある。
その中で、なぜiX100を選んだか。それは「ScanSnap Cloud」に対応している機種の中で「最も小さかった」からである。
ScanSnap Cloudとはなにか。公式ページから引用すると
「ScanSnap Cloud」※とは、コンピュータやタブレット、スマートフォンを使わずに、様々なクラウドサービスにスキャンデータを直接つなげるサービスです。
スキャンした原稿を「レシート(領収書)」「名刺」「文書」「写真」の4つの種別に自動的に判別し、お客様がご利用するクラウドサービスに振り分けて保存します。
つまり、初期設定さえ済ませてしまえば、
という。たった4ステップで、書類のスキャンが済んでしまうのだ。さらに、2と4の項目は、自動的にやってくれるので、我々がするのはたったの2ステップである。
さらに、Evernoteに送られた書類には自動的にタイトルが設定されているのである。どのような仕組みかは不明だが、スキャンした書類から、タイトルだと推測される部分を判別しているようだ。
ScanSnap Cloud対応のスキャナー
ScanSnap Cloudに対応したスキャナーは3種類ある。以下に簡単な比較表を載せる。
製品名 | iX100 | iX500 | iX1500 |
---|---|---|---|
寸法(mm) | 273x47.5x36 | 292x159x168 | 292x161x152 |
質量 | 0.4kg | 3kg | 3.4kg |
電源 | バッテリー駆動 | コンセント | コンセント |
光学解像度 | 600dpi | 600dpi | 600dpi |
読み取りの速度 | 5.2秒/枚 | 25枚/分 | 30枚/分 |
価格(富士通のサイト) | ¥22,000(税抜) | ¥48,000(税抜) | ¥48,000(税抜) |
この表に載っていない細かな違いもあるが、私が購入の際に比較した項目だ。
まず、サイズが最も小さい。それに伴い、重さもダントツに軽い。
電源は、他の2つはコンセントの近くでしか使えないという制限があるが、iX100だと、バッテリーを内蔵しているので、好きな場所で使うことができる。ただし、人によっては、充電が面倒だと感じるかも知れないので、そこだけ注意だ。
読み取りの速度はもっとも遅いものの、それは比較をした結果であり、1枚5.2秒というスピードは、使っていて遅く感じたことはない。
光学解像度だが、スキャンした書類のきれいさだと思ってもらうといい。すべて600dpiであり、どれを使っても、きれいにスキャンする事ができる。
価格が最も安くなっているのもポイントだ。
まとめ
iX100は、最新のスキャナーというわけではないが、機能で劣っている部分はあまりないので、非常におすすめのスキャナーである。これで、家中の書類をスキャンして、書類の山からおさらばしよう。